2017-02-22 第193回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
しかも、海外まで視野を広げて、グローバル企業の現地工場だけでいえば非常に大きな問題があって、今では労働市場の広がりで、直接的な競争関係でない間接競争も含めて言うと、世界の労働市場は、マルクスの、スミスか、使った用語で産業予備軍ってありますが、新たに働こうと待ち受けている人々がたくさんいればいるほど現役分の労働条件が悪化する、そういうプールは世界大に広がっていると。
しかも、海外まで視野を広げて、グローバル企業の現地工場だけでいえば非常に大きな問題があって、今では労働市場の広がりで、直接的な競争関係でない間接競争も含めて言うと、世界の労働市場は、マルクスの、スミスか、使った用語で産業予備軍ってありますが、新たに働こうと待ち受けている人々がたくさんいればいるほど現役分の労働条件が悪化する、そういうプールは世界大に広がっていると。
農地等が牧羊地に供用されて、農民が土地を失って、都市に行って、だからそれが産業予備軍になって、そこで都市工業の、そこまで書いていませんが、資本の原始的蓄積に資することになった大変重要な、農民は零細農と富裕に分かれた。エンクロージャームーブメント。 そこまで、産業予備軍まで書いてあるんですね。資本の原始的蓄積というのはいわゆる唯物史観のあれであります。さすがにそこは書いてない。
かつて言われてまいりました、農民は生かさず殺さず、こういう政策で、必要なときの産業予備軍と言われるような対応ではもはや許されないのみか、むしろUターンを待つ、農業就業者を労働者から期待をする、こういう状態に今なっておるわけでありまして、今日までの農政をしっかり検証しなければならないと思いますが、大臣の見解をお伺いをいたしたいと思います。 〔委員長退席、簗瀬委員長代理着席〕
一方におきまして、その指導教員の穴埋め措置としての非常勤講師につきましては、例えば採用試験の受験者であって教員採用試験には合格したが採用されていない、言葉は悪うございますが、産業予備軍のような方も登用されている事例もかなりございます。
○勝木健司君 今、産業予備軍という話がありましたけれども、産業予備軍的な非常勤講師、産業予備軍というのは大体どれぐらいおられるのか、お伺いしたいというふうに思います。
これは膨大な産業予備軍というものが生ずるということを意味するわけですから、現在就労している労働者の労働条件の切り下げにつながる、これもまた必然であるわけです。 農産物の自由化は、労働者やサラリーマンにとっても、生活向上どころか、かえって自分の首を絞めるといいますか、生活条件を悪化させることにつながっていくと思いますが、この点についての見解を伺います。
こういった教員をどういう形で充足するのかという点でございますけれども、例えば退職された教員の場合もございましょうし、あるいは、言葉は悪うございますが、産休代替等で活用されているような方々の場合もございましょうし、あるいは産業予備軍と言うと語弊がございますけれども、教員を志望して、なれない方を暫定的に登用する場合もございましょうし、それは各学校、あるいはその地域におきます教員の需給状況、あるいは県とか
ただ、現実に日本の歴史を見ますと、言うならば私立が国公立の産業予備軍と申しましょうか、クッション的な役割りをいままで演じさせられてきたという歴史があります。学生数あるいは生徒数がふえる、そういう急増期にはわんさと詰め込ませられ、一たん潮が引きますと、そのしわ寄せが全部私立に参ります。あたかも中小企業と同じです。
ただ、一般的な情勢に対応しての不況カルテルだけで、日本の産業の長期的な展望というものに対して、十分対応できるかどうかという問題が次にあるわけでございまして、生産数量の制限をやって、いま申し上げましたような過程を経て市況が回復するはずであるにもかかわらず、依然として市況が悪いというような事態が、おととしから去年の初め程度にはあったわけでございまして、それはよく考えてみますと、やはり産業予備軍としての過剰設備
われわれのような地域においては、資本の産業予備軍的な存在ではないだろうか、そしてその中で働いておる労働者は常に危機感の中で犠牲を強いられておる、こういうふうに評価しております。地方自治体を豊かにして県民、市民のための企業誘致と表向きにはなっております。
かてて加えまして、沖繩復帰による本土からの中堅企業の進出等も思うにまかせない現状から、かなりの人たちがいわゆる産業予備軍的に余っている。こういう方々が、兼業、専業のいずれを問わず、手っ取り早いもうけ口として何かねらっておった。そういったところへ、先ほどもちょっと御指摘の許認可整理法が通りまして、軽自動車による貨物運送事業はフリーになりました。
学問の自由の名のもとに、学園を政治と法律の圏外に見放して、ただ単なる産業予備軍としての労働力以外には求めなかったではありませんか。経済大国日本の若者は、精神的に飢えたオオカミと化し、その一部がアウトローの暴徒と化していることは、御存じないはずはないのであります。ことしこそは内政の年と主張された総理の心中には、このことへの反省があったはずであります。
ところが、これまでの教育の実態は、経済運営と同様に、産業予備軍を育成するための安上がり教育に終始した傾向がございます。この点はきびしく反省をする要があると思います。特に高等教育に対する国の経費等に例をとってみましても、諸外国に比べてまことに貧弱なものがあります。これをカバーしてきたのが父兄の重い負担でありましょう。
むしろ、地域社会にそういうものがもっともっと行き渡れば、あえて企業の中につくってもらわなくても問題が解決するかもしれませんので、ひとつそういうふうに幅を広くお取り上げになって、なわ張り根性などというものは、おありになる方々とは思いませんけれども、やはり広くこの問題は検討していただきませんと、産業予備軍二百万などといわれている中高年齢婦人でございますので、たとえば労働省で家内労働法がいよいよ今度生まれるらしゅうございますが
マルクスは産業予備軍とかいうけれども、そうじゃなくて、ケインズのことばを借りると、非自発的な失業者というのですか、働きたくてもそこに仕事がない、どこかに行けば仕事があるというやつなんです。
このいわば産業予備軍と思われるような臨時労働者の介在というものが、全体的な雇用の安定を妨げておる大きな要因であることも私は見のがせない事実じゃないかと思うのであります。これらがからみ合って、いわば現在安定的な雇用というところにいっておらないファクターをなしておるのじゃないかと思うのでございます。
いずれにしろ、農民は資本の論理に振り回され、産業予備軍的任務に縛られているのは、まさに正常なものでないではありませんか。 第二点は、自主流通米と作付転換の政策であります。昨年初めて国会に出た私だが、総理も農相も、機会あるごとに、「食管制度の根幹を守る」「食管の根幹を守る」と繰り返して言明してこられました。食管制度の根幹とは、産米の全量買い上げと二重価格制度であります。そうでありませんか。
いまや後進国のように、農業従事者を産業予備軍的な地位に置くような政策は、国家の繁栄に役立つどころか、むしろ害毒を流す結果を招来いたしましょう。 現に、一昨年、失業保険法改正案を政府は提出しましたが、国会でつぶされました。それは、かねての念願であった五人未満の事業所に働く人たちまで失業保険をこの際適用しようというすばらしいものでありました。
そうでなければとっくに東京周辺の産業予備軍としてあなた方が追い込まれる運命にあるのだ、救ってやっているのだ、こういう感覚があるように印象的に私としては感じられるわけです。非常に労働条件は低いわけです、地場賃金とかなんとかいって。農家の主婦の方がひまに製材工場に行くような賃金を想定して地場賃金ということで、非常に低い。これはすでに新聞等でも出ておるようです。
だから、自然に日本のような二重構造のこういう経済下における最低賃金保障というのは、結局賃金はきめたわ、足を引っぱる産業予備軍つくりのようなかっこうにならざるを得ないし、業者がかってに――まあ業者の問題はやめましょう、あなたのほうもそうおっしゃったのだから。一律的な要件というものを備えなければやはり零細なレーバーは救えないという感情にだれでも立ちますよ。
一方では、現在ですら低賃金で苦しんでいる日本の労働者に対して、さらに賃金引き下げの圧力をつくり、農村出身の産業予備軍をつくっている。どんな仕事でもいいからやらしてくれ、どんな賃金でもいいからやらしてくれ、どんな重労働でもいいからやらしてくれ、いまさら村にいるわけにいかない、こういう農民を何十万と農村から流出させていく、意識的にこれをやらしている。